創成

創成とは

パソコン組み立ての様子

創成科目という学生の創造性や主体性を育成するために設けられた新しい取り組みの科目です。
2~3人ごとのグループに分かれてグループごとに1台のパソコンの組み立てを行ってLinuxをインストールしたり、ロボットを自作プログラムで動かしたり、無線電波の特性を調べたり、自分たちでテーマを決めてそれにむけて取り組み最後にプレゼンテーションをします。

 

創成1

計算機システムの環境を部品のレベルから構築し、基礎レベルの管理や、運営ができる段階にまで整えることを目標とする。ハードウエアや基本ソフトウエア、必要なネットワーク設定などを自ら行うことで、様々な制約条件下で与えられた目標を満たすためのネットワークシステムの環境を構築する力を身につける。

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創成2

実際にコンピュータ、周辺装置、ネットワーク、伝送・通信機器の組み合わせによりサーバシステムや情報通信システムの実験環境までを整えることを目標とする。特に方式や装置の選択や環境設定には、いろいろな知識やチューニングが必要であり、多様な選択肢をふまえてシステムを構築することで、問題点や留意点を理解することが可能となる。

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創成3

いろいろなアプリケーションを想定し、そのアプリケーションを実現するためにアプリケーションサーバやネットワークの構築、アプリケーションプログラムの作成、そのアプリケーションの運用等まで行うことを目標とする。企画から設計、開発、さらに運用までの一連のシステム開発プロセスを経験することで、自ら問題を発見し解決する能力を育成するとともに、運用管理段階でのポリシィの設定等に見られるような運用知識も同時に学ぶ。

学生インタビュー

グループで考えたテーマにはWebサーバ、ファイアーウォール、Mailサーバなどのサーバを構築するというテーマからさらに発展させて CHATするCGIプログラムやJavaを動かすプログラムを作成するというテーマまで多彩でした。

グループA「DBサーバの構築」

メンバー:和木康修、米澤友里

グループAの様子
取り組んだ課題

まず配布資料に従ってグループの仲間と協力しながらPCを組み立てました。 トラブルも幾つかありましたが、なんとかPCを起動させた後はOS(Linux)をインストールして、 DB(データベース)サーバの構築に取り組みました。DBサーバで実現したサービスには、 以前の実験科目で自分たちが作成したSQLプログラムを用いました。

苦労したこと・工夫したこと

特に大変だったのは組み立てたPCが思うように起動しなかった時です。 PCを組み立てるのは初めてなので、資料に沿って慎重に組み立てましたが、 最初はうまく起動しませんでした。なかなか原因が分からなかったので、 改めて一から手順を再確認し、TAさんにも手伝ってもらって試行錯誤で原因を究明していきました。 結局、起動しなかったのはケースにマザーボードを固定する位置が微妙にずれていた事と、 CPUがマザーボードに上手く刺さっていなかった事が原因だったと判明しました。 失敗を恐れる余り慎重になりすぎたのが仇になって思わぬ所で失敗をしてしまったわけです。 しかし、こういうノウハウは座学では身に付け難いもので、 実際に自分の手で触ったり観たりして覚えるものなのだという事を身に染みて感じました。

特に工夫した点としては、Linuxの操作やDBサーバの構築方法などに関する情報を、 予めWeb等で検索し予習することで講義に備えました。 また、積極的にTAさんに尋ねたりして臨機応変に問題解決に努めました。

この講義を通して得たもの

問題なく組み立てたつもりのPCが自分たちの想定外の不良で起動しなかった事で 「失敗は思わぬところに潜んでいるものだなぁ。。」と実感しています。 しかし、この失敗から得られたものはたくさんあると考えています。 座学よりもこの講義のような実践的な学習の場での経験は本当に貴重なものだと思いました。 今回出来上がったサーバにはそれなりに満足しています。 もう少し時間があればもっと改良できたと思っているので自己評価するなら50〜60点といったところですかね。

グループB「FW・Webサーバの構築」

メンバー:石橋将、出雲万理、石郷岡慧

グループBの様子
取り組んだ課題
自分達で組み立てたPCにOS(Linux)をインストールして、ファイアウォールやWebサーバ(Apache)を構築しました。 さらにWebサーバではCGIスクリプトが実行できるように設定しました。
苦労したこと・工夫したこと
PCの組み立てに比べ、Linux環境でのサーバ構築には大変苦労しました。 普段使い慣れたWidowsとは違い、ターミナルにコマンドを入力していくLinuxの操作が大変でした。 Linuxのコマンドやツールの使い方を多少知っていたら、もっと効率的に作業が進められたと思います。
このため、工夫した点として、Linuxの操作やサーバの構築などを事前に予習をした上で講義に臨んだことが挙げられます。 授業時間が限られているので、授業時間外に図書館などで参考資料を探して予習をし、しっかり準備をするように心掛けました。 それでもサーバの構築などはネットワークに関する専門的な知識も多く必要になるため、 調べてもどうしても分からない所は積極的にTAさんに質問して解決していきました。
この講義を通して得たもの
この講義を受けるまでLinuxに触れたことがなかったので、コマンドやツールの使い方などが全く分からず作業で大変苦労しましたが、 今回のサーバ構築を通じて、Linuxの使い方やネットワークの設定など、非常に多くの知識を身に付けることができたのがよかったです。 また、グループの仲間と難しい課題に取り組むことで、協調性を育むことができたのもよい経験になりました。 自分たちで決めたテーマを実践できたので、自己評価としては大変満足のいく120点です。

インタビューのご協力ありがとうございました。