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ICT企業リーダによるリレー講座 2008年度第3回開催

グーグルのプロダクツとイノベーションについて語る辻野晃一郎氏
グーグルのプロダクツとイノベーションについて語る辻野晃一郎氏

グーグルのプロダクツとイノベーションについて語る辻野晃一郎氏

 

 2008年12月2日(火)、びわこ・くさつキャンパス コラーニングハウスにおいて、情報コミュニケーション学科主催「ICT 企業リーダによるリレー講座」の今年度3回目の講義が行われた。

 今回は、グーグル株式会社の執行役員製品企画本部長でいらっしゃる辻野晃一郎氏に「グーグルのプロダクツとイノベーション」というテーマでご講義いただき、多くの学生が聴講に訪れた。

 まず初めに、グーグルについての紹介があり、グーグルはイノベーションを宿命とした会社であると述べられた。また、「グーグルが発見した 10 の事実」を例に、グーグルの理念についても述べられた。続いて、グーグルのイノベーションとプロダクツについて紹介された。

 イノベーションに関する説明では、どんなに素晴らしいアイデアやテクノロジーがあっても、広く普及しなければイノベーションとは言えず、テクノロジーに対する波風が生じれば、目を反らさず改善に向けて努力することが必要だという考えを示された。また、日本のテクノロジーに関する現状についても言及され、地球規模で物事を考えることや、日本の強みを活かしていくことの重要性について述べられた。

 プロダクツの紹介では、世界的にシェアの高い自社の検索エンジンについての紹介や、利用できるさまざまなサービスについて紹介された。これらのサービスにはユーザ中心の考え方が活かされており、地域に応じて提供するサービスに変更を加えるなどの工夫がなされていることを説明された。また、グーグルが地球環境にも配慮していることの例として、One Green について紹介された。

 最後に、グーグルは多くのパートナーやユーザと共に、可能性を見出していく企業であると述べられた。

 次回は、12月9日 (火) 14:10 から住商情報システム株式会社、油谷泉氏を招いて開催予定。

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