行事・アナウンス
ICT企業リーダによるリレー講座 2014年度第1回開催
2014年11月14日(金)びわこ・くさつキャンパス クリエーションコアにおいて、 情報コミュニケーション学科主催、「ICT企業リーダによるリレー講座」の今年度最初の講義が行われた。今回は株式会社ブイキューブ代表取締役社長 間下直晃氏に「学生起業のススメ。学生起業、上場、そしてグローバルへ!」という題目でご講演いただいた。なお,本講義はブイキューブが開発されたWeb会議システムを用いて遠隔で実施された。
まずは会社概要から経営理念、これから見据えるビジョンについてお話しされた。会社として「ビジュアルコミュニケーション市場」を、今後成長の著しいアジアにおいて広げることをミッションとして掲げられている。このビジュアルコミュニケーションとは、離れた場所を映像と音声で結び、遠隔地同士でのコミュニケーションをインターネットで実現するといったものである。この市場は年々伸び続けており、今度ますます大きくなるであろうといった説明がなされた。
また、間下様は普段シンガポールに常駐されており、本社のある東京と常時接続されていて、そこにいる社員と離れながらも毎日ミーティングを行っており、またそれが可能な環境でお仕事をされているといったお話があった。そこでなぜシンガポールなのかといった点が挙げられ、1つ目に日本にいては情報が限られてしまうこと。2つ目に自分がいる海外を見せることで日本本社の意識をグローバル化すること。そして最後にいつでもどこでも仕事ができる環境作りと、その実証という3点についてお話されていた。
最後に、学生起業のすすめについてお話された。まず学生のうちは背負うリスクが少ないことが挙げられた。仮に失敗してもそのまま就職することができ、またビジネスの勉強にもなる。さらに学生のうちに動き出すと注目されやすく、応援してくれる人も多くいるということ。そして若いうちは大目に見てくれることがあり、動きやすいといった点をご説明された。これらを締めくくる形で最後のまとめとして、まずやりたいことを見つける。次に若いうちにはそれだけチャンスがある。そして世の中に役立とう。この3点についてお話され講義を締めくくられた。